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日本人高校生のアメリカ留学&SAT

SATの勉強の日々を振り返って… 特に Critical reading でどうやって点をとるか、普通の日本の高校生として考えたことを書き残しておきたいと思います。 SATを受ける人たちの参考になれれば幸いです。 ついでにTOEFLとアメリカの大学出願プロセスにも触れようと思ってます。 こっちについてから結構経ちましたのでついでにアメリカ大学体験記的なことも。

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選ばれる大学選び

これも僕がすさまじく後悔していることの1つなのですが、もっと詳しく大学の事を調べておけばよかったです。

僕はPhDをなにがなんでも取りたいと思っていたので当然こういうテーブルがすごく目に付くわけです。

そのテーブル&そのソース(さらに詳しい)を元に大学を選んで、大学ごとのエッセイを書こうと思っても何を書いたらいいのかわかりません。

書けたとしてもアドミッションの人の目に留まるようなエッセイはできないでしょう。

エッセイというのは超重要で、リベラルアーツ系の大学のように大学の味・色が強い大学ではそれに合った人はかなり合格しやすいはずです。

巨大な大学に出願するにしても、「なぜ○○大学ではなくこの大学なのか」ということを説明できなければ合格しても通う気はないと思われるかもしれません。

PhDの多い大学だとかJapaneseのコースのある大学だとか非常に明確でかつ大学の数を絞り込める基準があれば選ぶのは楽です。

が、そうでない場合はStudyAbroadが多いか・高校のときからやってる活動ができるか・Requirement等のカリキュラム、といった点を一つ一つの大学を調べていく事になります。

この作業は楽しいですが、しんどいです。時間がかかります。

その大学に行くのが一番ではあるのですが、日本からではまず金がかかりすぎるし時間もかかります。

そんな僕たちを助けてくれるのが以下のようなサイトです。(1つか2つを除いて全て出願が終わった後にみつけました。もったいなかったです (´Д⊂)

PrincetonReview

CollegeProwler

Epinions

CollegeConfidental

StudentReview

StateUniversity

Unigo

AdmissionAdvice

About.com CollegeAdmission

CampusCompare

LiberalArtsCollegeReview

100BestValuePrivateCollege

何も説明を添えませんでしたが、とりあえず自分が気に入りそうな大学についての記事を全部読んでください

そうしたらその大学に似ているのはどこなのかわかってきます。

まったく見当の付かないひとはPrincetonReviewのランキングから見ていくのがいいですが、BestValueが一番手っ取り早いかもしれません。


僕の経験を付け加えますと、

Reed大学が第三志望だったのですが、さっきのテーブルを見てスゲー Σ>゜;)))彡と思っただけでエッセイを書く段階では大学のことを何も知りませんでした。

結局「なんでリベラルアーツ系の大学に行きたいのか」という内容はそこそこいいけれどなぜReedなのかという説得力に欠けるエッセイしか書けませんでした。

その後調べていくうちにReed大学のカリキュラムや雰囲気を知って猛烈に行きたくなり、第一志望に変わりました。

だが時はすでに遅し、で、エッセイのせいにするわけではないですがWaitlistに載せられました。

ColoradoCollegeは学期制度が特徴的でおもしろそうだと思ったので第六志望くらいと思っていたのですが、その学期制度と自分がどうマッチしているか書くエッセイが思いがけずよくできました。

結局けっこうな額のAid付きで合格できました。(もちろんエッセイがすべてではありませんが)


エッセイは自分を表現する場所といいますが、SAT・TOEFLがあまりに悪すぎて一見しただけで切られそうな人・受験には関係ないからといってGPAが悲惨なことになってる人にとっては挽回する場所です。

英語の勉強と同じくらい気合入れて書きましょう。
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[SAT Reasoning test Critical Reading section その12 読み方

Shoさんに読解問題についての質問を受けていくつか思い出したので、読解問題の解き方について書きます。

読解の解き方は僕にとっても常に一番の問題でした。

「まず文章を読んでから問題にあたる」か「問題をサーっと読んでから文章を読みそれから問題を解く」というのは誰もが悩むことだと思います。

最終的には個人の好みだと思うので、「国語・現代文」の問題を解くときのやり方でいけばいいでしょう。

ですが、外国語で現代文を読むとなると話は変わってきます。

僕は「まず読んでから解く」派なのでそれを目指しました。

そこにいたるまでにはいくつかのステップがあったと感じます。


はじめのうち(~450点)は設問を見て指定してあるラインにマークをつけてそこを気にして読む→問題を解く、でやってました。

そういうやり方では時間は足りませんし正解率も良くはないですが、いきなり全部読んでもまた読み直すことになるので仕方なく、です。

歯がゆいですが、まったく正解しないより気分的に少しは楽でした。


しばらくすると(450~550点)、ライン指定のない問題=文章全体から答えを探さないといけない問題のみチェックしてから文章を答えを探しながら読み、それから残りの問題を解いても時間がギリギリ足りるようになりました。

このときは一応全ての問題に納得できる答え(自信はなかったですが)を出せるようになっていたので、文章の全体からでる問題が解けないのが悔しかったのでこういうやり方でやってました。

読むスピードは遅かったし、読解力もあまりなく話の内容が頭の中に残らなかったのでもういちど読んでいたらとても時間が足りなかったのです。


それから(550~)は一度読んでから問題を解く、という理想がだんだん実行できるようになっていきました。

読むスピードがあがってくると話の要点も忘れにくいです。

ときどき「この問題は読む前に見てれば解けたな」と思う問題もありましたが仕方ないと割り切っていました。

SATの問題はライン指定が多いのでパッセージの要点さえ頭に残っていればその部分を見て、少しその前後を見て、で解ける問題がほとんどです。

時間も日本のテストの感覚よりだいぶ短いので、僕はまず文章を1回読んでから問題を見て解くという方法をおすすめします。


Readingの読み方解き方、ということについてはこんなところです。

SATのスコア

SATの点数でSATのスコアに触れましたが、さくらん坊さんの質問を受けたのでちょっと補足します。

SATは何回でも受験できます。

やろうと思えば年間7回受けることだってできます。

受けたSATのスコアは全て自分のアカウントに記録されていき(スコアキャンセルしない限り)、大学にスコアを送信するといままでのスコアが全て送信されます。

そのときReasoning testの点もSubject testの点も送られます。

点数の解釈のされ方ということについてですが、ほとんどの大学が

We will accept the highest Verbal score, the highest Math score, and the highest Writing score from either test

といっているので、例えば、1回目…R:440 M:800 W:500 で 2回目…R:590 M:780 W550 だったら自分の点数はそれぞれの科目の最高点…R:590 M:780 W:550 というかんじになります。


ついでですが点数が急激に上がりすぎると結果がでるのが遅くなる、らしい、です。

一科目で250点以上、二科目で300点以上前回のテストより上がると引っかかるという噂です。

CollegeBoardには何も書いてないし検索してもそんな情報は見つかりませんでしたが、何年か前に点数が上がりすぎたせいでテスト結果がでるのが遅くなって困った日本の進学校生がいたそうです。

僕は小刻みに受けた事もあって幸い(??)引っかかりませんでした。


あと、日本人が気になるのはやはりほんとに大学はSATの最高点を見てくれるのか?ということだと思います。

SATは勉強するとドンドンと点数が上がっていくので、最高点だけ見れば悪くはないけど第1回のテストではREADINGが400点… ということもザラではないと予想します。

そのときに大学が最終的なスコアを見て「コイツはデキル」と言うのか、最初の方のスコアもみて「最高点はたまたま取ったんだろう」と解釈するのかは合否に大きく関わってきます。

これについては僕は何も知りませんし、大学に問い合わせても多分あいまいな答えしか返ってこないと思います。

僕は最高点を見てくれていると信じたいです。

辞書

Critical Readingで単語をやるときに辞書は必須です。

Practice testから学ぶときはもちろん、ボキャビル本をやるときも(特に洋書のときは)辞書がないともわもわと湧き上がってくる疑問を解決できません。

発音・用法をチェックできるのも辞書のいいところです。(これはSATには関係ないか(´ヘ`;))


SATに限らず、英語を勉強してるとよく「英英辞書を使えるようになったら使え」と聞きます。

大学受験に必須の語を覚えたあたりから、もしくはCore1900を終えたら英和辞書は使わないでいけないこともないそうです。

Advanced1000のイントロに、英英辞書の重要性が強調してありました。



英英辞書を使ってると、語のニュアンスがわかる、ということの他に

脳内に英語回路ができるという利点があるそうです。

英語回路とはいかにも胡散臭いですが、要はたくさん英語に触れれば慣れるということでしょう。

とはいっても辞書に書いてあるのは説明文であって普通の文ではないので、辞書コトバに慣れても文章がすらすらと読めるようにはならない気がします。

そういう意味ではコリンズの辞書はいいかもしれません。

全てSVのある完全な文でできているからです。




語のニュアンスがわかる、という事についてはちょっと賛成です。

記憶にのこっているのはありませんが(discussとdebateなんてよくある話ですよね…(・ω・`;) )五回くらいあった気がします。

それで得したかしてないかの判断は個人の自由です。

僕にとって英英辞書とは英語力に対する自信の象徴でした。(英英辞書使えるくらいなら大したことナイノニネ。)


ちなみに僕はオックスフォードのを使ってました。



CDが超便利でした。

本体である紙辞書のほうは仕方なく使ってました。

アメリカ英語が中心だったので「これホントにイギリスの大学が作ってんの?」って感じでした。

実は最初は家にあったLongmanの英英辞書を使ってました。



だけど、使ってる語数が少ないらしいデザインが好きじゃない自分のが欲しいと思ったときに買い換えました。

使ってる語数、というのは語の説明につかう語のことで、これが多いほうがより正確な定義ができるはずです。

今思えばジーニアス英和辞書から始めざるを得なかったほどの語彙数しかなかった僕にとってはLongmanは当分の間ちょうどよい辞書でした。

他に気になる辞書といえばマクミランのやつですね。



本屋でフラフラしていてたまたま見つけて、欲しいな~、と思いました。

欲しかった理由は★デザイン★です。


英英辞典は自分の好きなものを使いましょう。

Critical Readingを勉強するときは常に視界に入ってることになりますから。

TOEFLの参考書

ShoさんからTOEFLの教材について質問がありましたのでここでまとめて書いておこうと思います。

僕がやったのはLongmanの分厚いの&トフルゼミナールからでてるListeningのやつのみです。


僕がTOEFLを受験したのは10月と12月の二回だけで、10月のテストでListeningがやばい事に気づいて急いでトフルゼミナールからでてるListeningの本を二回通してやりました。

それでリスニング力はかなり上がり、12月のテストのListeningは余裕でした(点数は上がらなかったんですけどね 。・゚・(ノД`))


TOEFLが終わってから考えた事なんですが、TOEFLの教材ってOfficial・Longman・Listening一冊の計三冊で十分だと思うんです。

ListeningはListening用の教材をつかわないとしかたないです。

ReadingはSATのをやってれば余裕です。(よっぽどReading30点にこだわるなら一冊くらいやってもいいかもしれません)

Writing section2はやはりSAT Writingと同じかんじでやればOK。

SAT Essayで8点取れるくらいならばTOEFL Writing section2でGoodはカタイです。

Writing section1とSpeakingはほぼ同じです。

まずはOfficialを繰り返しやりまくって回答のパターンを覚えて、Longmanにある大量の問題でそれを応用する練習をする、って感じでいけるでしょう。

Listeningの参考書の一部の「expressionを覚えよう」みたいなところにある便利な表現を繰り返し口ずさんで暗記するのも重要です。

それと、実は「TOEFL受験者必須ブログ」っていう素晴しいサイトもあります。(今はちょっとお休みしてるみたいですが)

ここでも回答パターンを勉強する事ができます。

どうしても心配な人は参考書を。どれがいいかは知りません。|`・ω・)ゝ”


と、まぁSATほど書くことはありません。

あ~TOEFL嫌い
プロフィール
HN:
aklydon
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/01
職業:
大学生
趣味:
チャリ
自己紹介:
日本の公立高校からColorado Collegeに進学して、現在二年生終えたところです。来年からReed Collegeに編入します。

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