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日本人高校生のアメリカ留学&SAT

SATの勉強の日々を振り返って… 特に Critical reading でどうやって点をとるか、普通の日本の高校生として考えたことを書き残しておきたいと思います。 SATを受ける人たちの参考になれれば幸いです。 ついでにTOEFLとアメリカの大学出願プロセスにも触れようと思ってます。 こっちについてから結構経ちましたのでついでにアメリカ大学体験記的なことも。

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SAT Reasonig test Writing Section, Essay

今日から各セクションの説明に入ります。

今回はEssayセクションです。

エッセイで与えられる時間は25分で、

「名人に定跡なし--将棋の格言;あなたは月並みであることが良いことだと思いますか?」 みたいな問題に対して書かされます。

分量は400wordsくらいを目指せばいいと思います。

が、採点の対象はエッセイ全体としての雰囲気だそうで、同じ事を繰り返し書いて文字数を稼いでも高得点にはつながらないみたいです。

得点は二人の採点者がそれぞれ6点満点でつけて、12点満点になります。

二人のつけた点数に2点以上の差があるときは3人目の採点者が出てきて最終的な点数をつけるそうです。 3点+5点=8点という風にはならないということですね。

僕はSAT Reasoningは二回受けて、1回目は6点、2回目は8点でした。

1回目は300ワードを超えるくらいで内容はそんなに悪い感じではなかったのですが、意味不明な箇所が多かったので6点になったのでしょう。

2回目はだいたい400ワードで内容は1回目より多分良くて、意味不明な箇所は1回目より少なかったですが、英語を理解していなかったのでBig Word(In the days of yoreとか(;´Д`))を並べまくり、そこが減点の対象になったんだと思います。

1回目も2回目もTOEFLだったならばGoodをもらえるEssayだと思います。

TOEFLゼミナールなどでちゃんとEssayの書き方を教えてもらっている人たちは最低でも8点はいくでしょう。


SATのEssayでよく言われているのはワード数が多ければ多いほど高得点になるということですが、最初に言ったとおり、ただ文字数を稼ぐのではなく、多少はDevelopmentを意識して書かなければ意味がないと思います。

それと、日本人は(僕のような独学でEssayの練習をしようとしたバカに限ってだと思いますが)「Essay」と「作文」の違いに最初は戸惑うと思います。

ほとんどの日本人はパラグラフというものがなんなのか理解していないでしょうし、一つ一つの文章・文章の繋がりをみても「Essay全体の雰囲気」を劣化させるのに十分な不自然さがあると思います。

僕はEssayには全く自信がないです。

すみませんがEssayについては何も言えません。

対策としてはとりあえずEssay Writingについての本を一冊やるつもりです。(テストは一通り終わっているので今更ですか?って感じですが)

一応リンク貼っときます。やり終わったら感想を書いておきたいと思います。


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SATの点数

SATの点数のつけ方について説明します。

SAT Reasoning testはReading・Math・Writingがそれぞれ800点満点で2400点満点になります。

が、名前を書けば各科目で200点もらえるので実情は2400-600で1800点満点です。

なぜ最初から200点もらえるか、というと、理由はテストの点数のつけかたにあります。

SAT Reasoning testは
Writing25分セクション(Essay) → 25分セクション(Multiple Choice、選択式問題のことです)×5(Reading×2、Math×2、Writing×1) → 20分セクション(Multiple Choice)×2(Readin×1、Math×1) → Writing10分セクション(Multiple Choice)
という風に構成されていて全部で3時間45分のテストになります。(25分セクションのところに点数にはカウントされない25分ダミーセクションが一つ入るので。ダミーセクションはReading・Math・Writingのどれになるかわかりません。Mathだとかなりうれしいです。休めるので。)


Readingセクションは合計67問、Mathは…忘れました(どうでもいい)、WritingはMultiple Choice49問+Essay(Essayが得点のだいたい3割を占める)あり、まずRaw Scoreをだします。

Raw Scoreは「正解数-不正解数÷4」でだされます。

不正解(Error)というのはマークシートに書き込んで間違いだったときのことで、問題を飛ばす(Omit)の場合には不正解数にカウントされません。

なのでRaw Scoreが負の数になるときがあるので、そのための200点みたいです。

その後、Raw Scoreを偏差値式に800点満点に変換します。

400点~500点くらいだと得点分布の密度がスカッスカですが、700点超えると密度がエグいです。 だいたいの得点分布はCollege BoardとかWikipediaでみれて、特定のテストの得点分布は自分が受けたときみれます。

「偏差値で点数がでるからApplyするのに間に合う11月・12月のSATでは高得点はとりにくい。」という意見をどこかで聞きましたが、それはないと思います。

ダミーセクションはTOEFLのように得点調整の役割を果たしていると思われるので。


得点についてはこんなとこかと思います。

SATを受けた後

SATを受けてだいたい二週間後に結果がCollege BoardのMy Pageで、つまりネット上で知らされ、それと平行してCollege Boardが送るように申し込んでいた大学にテストの結果を送ってくれます。

Applicationを送っていなくてもテストの結果を送るだけで大学側からこっちにコンタクトを取ってくることもあるようです。

ハーバードはSATが満点だった人にとりあえず大学のカタログを送っていると聞いたことがあります。

僕自身も、間違えて申し込んだところからカタログと手紙が送られてきました。ちょっとうれしかったです。

SATのシステムと日本の共通一次試験・二次試験と比べると大きな差を感じますね。

なんていったってセンター試験はインターネットで敏速にテスト結果を届けてくれるどころか大学の合否が決まってから何ヶ月もしてからしか点数がわかりませんから

あぁ、またつい怒りがでてしまいました。

そしてインターネットで点数を見れるようになってからさらに数週間、そういえばそんなこともやったなぁ(*´д`;)…、ってころにエアメールで結果が届きます。

これには、まぁ、ごちゃごちゃといろいろ書いてありますが、インターネットさえあれば存在価値なしですね。

SATの点数はCritical Reading/Math/Writingがそれぞれ800点満点で合計すると2400点満点になります。

といっても実際は1800点満点になります。(名前さえ書けば200点×3になる)

点数のことはまたこんどにします。

College Board

College BoardとはSATを受けるときだけではなく、アメリカの大学にアプライ(出願)する人にとって大変便利なサイトです。

日本人には関係ありませんが奨学金の応募にも使えるし、なんといっても大学検索機能が優れています。

College Boardの大学検索では名前を入れた後、マッチした大学の詳細をみることができます。

GPA(評定)の平均、SATの得点帯、民族構成、アドミッションの基準、倍率、そしてインターナショナル生にとっては重要なTOEFLの最低点・平均点などを見ることができます。

ただし、ランキングやSATの得点帯から検索することはできないのでUS NEWS&WORLDREPORTと一緒につかうといいでしょう。USNEWSREPORTだけに頼っていると落とし穴がありますが。

他にもSATの問題の練習ができたり、SATの問題のメルマガに申し込めたり、といろいろできるのでCollege Boardは僕がいままで一番多くアクセスしたサイトの一つに挙がります。


College Boardと似たサイトとしてはFASTWEBというのもあり、登録もタダなんですが、広告がうっとうしくて大学の詳細もCollege Boardには劣るのであまり使いませんでした。

そのかわりFASTWEBは奨学金を探すのに便利だそうです。


とりあえず、College Boardの内容をすみからすみまで見ておけばSAT・アメリカ留学の知識は大丈夫でしょう。

僕は初めてCollege Boardをみたときは英語力がなさすぎて読むのに何日もかかりましたが


次はSATを受けたあとの事を書きます。 そんなに書くことないからラクそうです。

SATを受ける

SAT ReasoningのReading Sectionはねぇ…、、という話をする前に勉強する以前の話をしておきます。

SAT(Scholastic Aptitude Testだったかな)はETS(TOEFL/TOEICのあれ)の作ってるテストです。

でもSAT関係でお世話になるのはCollege Boardになります。

SATの申し込み、得点の表示、大学に点数を送るなどはCollege Boardにユーザー登録しないとできません。


日本のセンター試験が一発勝負なのに対してSATは毎月一回ずつあり、何回受けてもOKだそうです。

たった一回失敗しただけで進路に大きな支障がでるのは可愛そうだ、というのが理由みたいです。

アメリカ人にとってはIQテスト的な位置づけであるSAT Reasoning testですが、日本人にとっては過酷な暗記テストです

話がそれそうなのでSATの概略に戻ろうと思います。


SATの会場は世界各地にあり、もちろん日本にもあります。

僕は神戸にあるCanadian Academyと福岡のFukuoka International Schoolで受験したのですが(二校とも日本の高校と違ってキレイだった…・゚・(ノД`)・゚・。 )、他には東京名古屋大阪札幌などのメインの都市にはあります。(College Boardで一覧を見れます)


試験日は毎月第一Saturday(僕は洒落だと信じてます)にあり、申し込みはだいたい一ヶ月前に締め切られます。

各会場ごとに定員があるようで、早めに申し込んでおかないとはるか遠くの会場まで受けに行くことになります。気をつけましょう。


次の記事はCollege BoardについてかSATを受けた後についてにしようと思います。
プロフィール
HN:
aklydon
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/01
職業:
大学生
趣味:
チャリ
自己紹介:
日本の公立高校からColorado Collegeに進学して、現在二年生終えたところです。来年からReed Collegeに編入します。

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