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日本人高校生のアメリカ留学&SAT

SATの勉強の日々を振り返って… 特に Critical reading でどうやって点をとるか、普通の日本の高校生として考えたことを書き残しておきたいと思います。 SATを受ける人たちの参考になれれば幸いです。 ついでにTOEFLとアメリカの大学出願プロセスにも触れようと思ってます。 こっちについてから結構経ちましたのでついでにアメリカ大学体験記的なことも。

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SAT Reasoning test Critical Reading section その2 語彙力

Readingセクションの語彙についてです。

前回の記事でSAT Readingは語彙がエグいと言いました。

具体的には実際の問題をやってみるのが一番ですが、例を挙げると"nonplussed"とか"deference"とか"arboreal"などなどです。 (分かったひとは偉い&うらやましい)

語彙の問題で分からない単語が出てきたら困るのはもちろんですが、読解問題で出てきてもそれなりに困ります。

文章中に分からない単語がときどき出てくるのは問題ないです。 というか絶対でてきます。(病名とか、専門用語は100%わかんないです)

が、一つの文章に何個も知らない単語がでてくると---

①その文章自体がわからない

②そこの箇所だけ読むスピードが遅くなり、リズムが崩れる

③わからないから飛ばすと気になって仕方ない

、ということになります。

読むスピードについてはまたいつか触れます。


語彙の勉強方法としては、やはりSAT用の単語集・単語帳がアホほど売ってるのでアマゾン、もしくはデカイ本屋で買いましょう。


僕がSAT用の単語を勉強するときに困ったのは、覚えるべき単語を説明する単語の意味が分からないことです。

こんな人はそうそういないでしょうが、SATの語彙を勉強し始める前に日本の大学受験に必要な単語を覚えるのは必須です。 (なにバカなこと言ってんだか)

速読英単語・リンガメタリカ・ゴロゴ・ドラゴンイングリッシュなど大学受験用の単語集は出揃っていますが、僕がお勧めしたいのはこれです。



Z会からでているもう一つの方の速単も悪くはないんでしょうが、こっちの方がいいと思います。

僕は比べたことがないんでわかんないんですが、友人が言ってたのでそういうことにしておきます。 ( ´゚д゚`)

僕がこの単語集が良かったと思う理由は、CDが付いてたことと、一つ一つの単語の説明が詳しかったこと、扱っている文章が良かったことです。

CDは確か読み上げるスピードの異なるトラックが入ってたと思います。

CDをシャドーイングしたのでスピーキング・リスニングの勉強にとてもなりました。

単語には当然、日本語での意味と発音記号がついてるわけですが、この本では、ときどき単語の意味を英英辞書から引用している同義語・反義語が詳しい、イディオムが多い、などが特徴です。

素晴らしいです。

Core1900が終わったら大学受験に必要な英単語はほぼ覚えたことになるのですが、SAT受験生はこれからです。

この次には
が待っています。

いろいろと単語集はあるわけですが、僕はCore1900→Advanced1000から勉強を開始することをお勧めします。

続く。
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SAT Reasoning test Critical Reading section

SAT ReasoningのReadingセクションについてです。

このセクション、間違いなくSATの中で一番ムズいです。(というか他のが・・・)

Subject testにはLiteratureというものもあり、こっちの方が詩を扱っているという点でReadingより難易度が高いと言えるでしょうが、日本人がそこまで背伸びする必要ないです

Readingはしんどいです。

ダミーセクションがReadingで2セクション続けてReading、なんてことが起こったら「帰ってもいいですか?(´・ェ・`)」って感じです。

というわけで、僕にとってはSATと言えばCritical Readingのことでした。

「SAT何点だった?」って聞かれたらReadingの点数を答えてました。


Readingセクションは25分セクションが二つと20分セクションが一つに分かれてます。

問題は「穴埋め問題(語彙)」「短い文章の読解」「短い文章2つを比較する読解」「中くらいの長さの文章の読解」「長い文章の読解」「中くらいの長さの文章2つを比較する読解」と、何種類かあります。

25分セクションの一つは
語彙×8
短い文章の読解×2 もしくは 短い文章2つを比較する読解×1
長い文章の読解×1 もしくは 中くらいの長さの文章2つを比較する読解×1

もう一つの25分セクションは
語彙×5
短い文章の読解×2 もしくは 短い文章2つを比較する読解×1 (もう一方の25分セクションで出なかった方)
中くらいの文章×2

20分セクションは
語彙×6
長い文章の読解×1 もしくは 中くらいの長さの文章2つを比較する読解×1 (25分セクションで出なかった方)

長いパッセージが短いパッセージに変わったりすることもありますが、基本的にはこのパターンで出題されます。

合計で語彙が19問・読解が48問(誤差有り)になります。


Readingがこんなにも鬼門となるにはいくつか理由があると思います。


①語彙が( ´゚д゚`)えーーー

SAT用には4000語覚えたらいい、とか聞いたことがありますが確かではありません。

僕の感覚では「12000語~15000語レベル」と言われるくらいの語彙量が必要だと思いますが、確かに言えるのは日本の大学受験のレベルではどうしようもないです。

(参考までに

必要な語彙力は、日本の大学の二次試験の問題の脚注のついてる言葉の意味がわかるくらいだと思います。


②読む量が多い

語彙の多さに隠れて目立たないですが、読むスピードが遅いといくら語彙があってもしかたないです。

メインとなるのは読解問題です。読解に支障が出ないくらいの語彙力が必要なのは確かですが。

読むスピードは200word/minでもなんとかならないこともない、ですが300word/minくらいが理想なんじゃないでしょうか。

それくらいのスピードで読めば問題をじっくり解くことができます。

でも内容を理解することが優先です。

いくら速く読んでももう一回読み直したら結局同じですから。

とりあえず、日本の普通の高校生のように英文を100word/min以下で解読(((;-д- )=3ハァハァしていてはどうしようもない、ということです。


今日はこれくらいで。夜にSATの点が出るのでテンション上がります。

SAT Reasoning test Math Section

Writingが終わったので次はMathです。

とりあえずこのカテゴリーを作っておいたものの、書くことがあまり見当たりません。

たぶんSAT Reasoning testのMathについてはこれが最初で最後になるでしょう。


とりあえず、日本でずっと教育を受けてきた僕としてはSATのMathはとっても簡単です。

正直なところHarvardとかWilliamsとかに合格する人たちのMathの平均が780点とか790点とかじゃないのが未だに信じられません。(MIT、Caltechはさすがに高かった記憶があります)

帰国子女ならまだしも、日本の教育を受けてきた人が800点以外の点を取ることはありえません。 (もちろんワンミス、ツーミスすることもあるでしょうが)


とはいっても言葉が分からなければ解答できないので、単語の意味だけは覚えました。

僕が使ったのはCollege Boardの青いアレです。

この本の「SAT Reasoning test Math section Overview」みたいなところを一読して、分からない単語を調べました。

覚えた単語はだいたい40語とかそれくらいだったと思います。

それで一回Practice testをやったら満点だったのでそれ以来勉強しませんでした。

Mathセクションは大体こんな感じでOKだと思います。 (#  ̄ー ̄)〇"

SAT Reasonig test Writing Section, Multiple choice 続き

「続き」って英語でなんて言うんだろ? まぁいいや。

Error identification questionsとsentence improvement questionsは説明したので、今回はparagraph improvement questionsです。

Paragraph improvement questionsの形式は、生徒が書いたという想定の短いパッセージを読んでそのパッセージについて、Writing的な観点から質問されるというものです。

単純にsentence improvement questionと同じ問題もありますが、文脈を絡めたsentence improvement question、文脈を考慮しながらどんな文章や接続詞を加えたらいいか、そのパッセージのトピックに沿わない文章はどれか、などと文脈を理解することが大切になります。


Paragraph improvement questionsはWritingセクションのMultiple Choice問題の中で一番難しいと思います。

「このパッセージのメイントピックが含まれている文章はどれですか?」「このパッセージのトーンにあてはまるのは次のどれですか?--analytical/satirical/impassionated/detached/aggressive」など、パターンにはまらない問題が出てくるからです。

しかもかなり崩した英語を使ってる文章もたまにでるので、パッセージを理解できないときがあるからです。

ときどき「この問題Critical Readingにもあったじゃねぇか」と思うようなことがあります。

勘弁してほしいです。


あと、問題演習についてですが、僕は
これを買ってやりましたが、強くおすすめしません

あまり問題形式がにていなかった(というか簡単め)し、全てのエッセイに回答例がついているわけでもないし、買って後悔しました。

素直にSAT Practice test的な問題集を買ってやりましょう。


追記:僕はPractice testとしてKaplanのものを使ったのですが、他の出版社の物にも興味があります。

もし「Barron's」「Princeton Review」「Mcgraw-Hill's(マイナーΣ(゚Д゚;))」買った方がいらっしゃったら感想を聞かせてほしいです。

ちなみにKaplanのものは12回分もあるものの同じ問題が繰り返し使われていました。

問題自体は似ていたので良い問題集だと思います。

SAT Reasonig test Writing Section, Multiple choice

今度はWriting SectionのMultiple Choiceの方の説明です。

WritingのMultiple Choiceはerror identification questionsとsentence improvement questionsとparagraph improvement questionsの三種類の問題から成ります。

25分セクションは計35問で、error identification questionsが11問、sentence improvement questionsが18問、paragraph improvement questionsが6問あります。

10分セクションはsentence improvement questionsだけが14問あります。


Error identification questionというのはTOEFLのPaper版にあった間違い探しみたいなやつです。(TOEFLpaperはやったことないのでいまいち自信がありませんが)

Ancient people record the appearance of new moons by making scratches in animal bones.
A-----     B---- C----------          D-------
E: No Error

みたいな感じで下線部4つ付きの文章が与えられて、間違っている箇所のをアルファベットをマーキングします。

間違いが無いと思ったらEをマークします。(これがなかったらもうちょっと楽だったのになぁ( ´Д`))

この問題の答えはBです。Ancientというのだから動詞は過去形でないといけません。

自分で思いついた問題なので自信はありませんが、だいたいこんな感じの問題が並びます。


Sentence improvement questionsもerror identification questionsに似たような感じですが、こっちはもっと長い下線部が一本だけ引かれていて、その部分を直す(もしくは直さない)、という問題です。

Aklydon was very tired as running for an hour.
              ---------
A: as running
B: as if he had run
C: as if running
D: if he run
E: he has been running

という感じの問題が出ます。Aは必ず元の文章と同じです。(つまりNo error)

この問題の答えはBです。


Error identification questionsとsentence improvement questionsの問題は実質同じものなので、ここで解き方を言っておきます。

この二種類の問題の攻略法は慣れることです。それだけです。

時制、主語と動詞の一致、単数・複数の見分け、語彙、など問題の種類はそこそこの数がありますが、苦労することなくパターンは全て覚えることができます

というか、考えてわかるような問題ではないです

考えるだけ時間の無駄になります。



こういう答えつきの問題集を解いてパターンを体に身につけましょう。


長くなったので続きはのちほどにします。
プロフィール
HN:
aklydon
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/01
職業:
大学生
趣味:
チャリ
自己紹介:
日本の公立高校からColorado Collegeに進学して、現在二年生終えたところです。来年からReed Collegeに編入します。

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