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日本人高校生のアメリカ留学&SAT

SATの勉強の日々を振り返って… 特に Critical reading でどうやって点をとるか、普通の日本の高校生として考えたことを書き残しておきたいと思います。 SATを受ける人たちの参考になれれば幸いです。 ついでにTOEFLとアメリカの大学出願プロセスにも触れようと思ってます。 こっちについてから結構経ちましたのでついでにアメリカ大学体験記的なことも。

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リンク

本日ブログのリンクを少しいじりました。
全部アメリカの大学を 選ぶときにお世話になるサイトへのリンクです。
各リンクに説明をちょっと加えると:

グルー・バンクロフト:
唯一の日本人高校生がアメリカ大学に進学するのをサポートするのが目的の奨学金団体。日本の高校に在学中の高校三年生が対象で、筆記試験とインタビューの選考試験で無事選ばれたら奨学金と出願のサポートがもらえるというプログラムを実施してます。ただし、リベラルアーツ大学への進学を推奨する団体なのでIvy Leagueなどの大きい私立大学・公立大学に出願・進学する際はサポートは受けられません。

The Princeton Review:
大学のランキング・レビューのサイト。Princeton Universityが編集してて信頼できるし内容も良いです。

College Prowler:
大学レビューをしてます。各大学のレビューが詳しいので参考になります。

US News&Report:
有名な大学ランキングをやってる雑誌さんのサイトです。大学選びの第一歩となるランキングです。

College Confidential:
割と有名な大学進学情報関係の掲示板。あくまでも掲示板なのでたまに適当な情報があるとは思いますが、情報収集に役立ちます。

というかんじで、大学選ぶのに使うであろうサイトを一通り並べておきました。是非参考にしてください。
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大学に行ってから学んだ大学選び

Aonaさんからの大学の選び方に関する質問を受けて、また色々と考え始めたので私の返答をまとめる感じで書きます。
私はお金も時間も無くてアメリカの大学を訪れること無く出願する大学を決めたのですが、実際にここに来て体験を重ねると大学を選ぶ際に知っておけば良かったと思うような事が多少出てきました。
以前、大学選びはネット上のリソースを生かしてドウタラコウタラ、といった内容の記事を書きましたが、そこで言った事は今でも正しいと思っています。
むしろ、今から述べる事は以前の記事への付け加えです。

Aonaさんからは寒いところにある大学は避けた方がいいか、といった質問を受けました。
実際私自身も南部や東部の大学は避けたほうが良いと聞いていたので受験大学は大体中部から西部でした。
ColoradoCollegeはロッキー山脈のふもとにあるので冬は北部並みに寒くなります。
温暖な気候が好きなら暖かい所にある大学に行くに越したことはないです。
私の大学はCollegeBoardによると「Urban Settings」なのですが日本人の感覚から行くと超ド田舎とは行かないまでも田舎です。
洒落たブティックもおいしいスイーツもありません。
町の生活が好きならLosAngelesやらBostonにある大学に行くに越したことはないです。
リベラルアーツ大学は大抵寒い超ド田舎にあるので。
ですが、そういった立地が嫌いならLACに行かないほうが良いかというと、それは論点がずれている気がします。

LACが大学として目的としているのは「学生を大学に閉じ込めること」です。
冬は雪が降ってどこにもいけない&町は小さすぎてすることがないと学生は自分達で大学内に「町」を作り出そうとします。
三・四年生のアパートにあるバーもどきも、大学の豊富な資金を生かした映画の上映会だとかコメディーショーも、大学の外に楽しいことがないからこそ学生によって作られている物だと思っています。
LACがどんな所でどれだけ楽しい場所になるかは生徒たちの手に委ねられているわけです。
たとえば、私の在学するColroadoCollegeではヒッピーたちの努力のおかげで今学期でビニール袋の使用を打ち切ります。
OutdoorRecreationalClubというクラブは毎月4・5個キャンプなどの野外活動を計画し、参加者を募集します。
その他活発なStudentOrganizationのおかげで休暇中に海外にボランティア活動しに行ったりもできます。
LACの可能性は青天井で、リーダーシップを発揮すれば何でも実現することができるわけです。
LACの学生たちはやりたい事は見つけるのではなく、自分たちで作るわけです。
なので、LACの受験校を選ぶときは大学の立地ではなく、どのような雰囲気の大学なのか(StudentBody)で選ぶべきなのです。

StudentBodyは大学によって様々で、Competitive, Laid-back, hippie, east-coast boarding school, southern school, などと色々な言葉が使われます。
例えば、ColoradoCollegeのStudentBodyはHippies from east coastで、同じ様な大学は他に存在しません。
LACは大学ごとに違った味をもっていて、似たような大学はあまりないので、LACを選ぶときはStudentBodyを知ることが大切になります。
大学を知るためには大学を実際に訪れるのが一番ですが、以前の記事で言ったとおり、アメリカに行く時間も金も無いのでインターネット上のレビューを大いに活用しましょう。
ColoradoCollegeのレビューをUnigoとCollegeProwlerでこの間拝見したのですが、大体正しいこと言っていたので、他の大学のレビューも信じて大丈夫だと思います。

大学選びの参考書

前回紹介したサイトは全て穴が空くほどみたのですが、見れば見るほど読みたくなってくる本があります。

「○○大学と●●大学どっちがいいですか?」というスレッドのレスでよく見かけるからです。

これらです。



掲示板に書き込んである情報がアマチュアによる情報だとしたら、この本たちに書いてあるのはプロのものだと思います。

CollegeThatChangeLivesは大学のリストと簡単な説明がネットでも公開されてますが、他の二つは探しても全くありません。

誰か僕のかわりに読んでください ( Σ(゚Д゚;

選ばれる大学選び

これも僕がすさまじく後悔していることの1つなのですが、もっと詳しく大学の事を調べておけばよかったです。

僕はPhDをなにがなんでも取りたいと思っていたので当然こういうテーブルがすごく目に付くわけです。

そのテーブル&そのソース(さらに詳しい)を元に大学を選んで、大学ごとのエッセイを書こうと思っても何を書いたらいいのかわかりません。

書けたとしてもアドミッションの人の目に留まるようなエッセイはできないでしょう。

エッセイというのは超重要で、リベラルアーツ系の大学のように大学の味・色が強い大学ではそれに合った人はかなり合格しやすいはずです。

巨大な大学に出願するにしても、「なぜ○○大学ではなくこの大学なのか」ということを説明できなければ合格しても通う気はないと思われるかもしれません。

PhDの多い大学だとかJapaneseのコースのある大学だとか非常に明確でかつ大学の数を絞り込める基準があれば選ぶのは楽です。

が、そうでない場合はStudyAbroadが多いか・高校のときからやってる活動ができるか・Requirement等のカリキュラム、といった点を一つ一つの大学を調べていく事になります。

この作業は楽しいですが、しんどいです。時間がかかります。

その大学に行くのが一番ではあるのですが、日本からではまず金がかかりすぎるし時間もかかります。

そんな僕たちを助けてくれるのが以下のようなサイトです。(1つか2つを除いて全て出願が終わった後にみつけました。もったいなかったです (´Д⊂)

PrincetonReview

CollegeProwler

Epinions

CollegeConfidental

StudentReview

StateUniversity

Unigo

AdmissionAdvice

About.com CollegeAdmission

CampusCompare

LiberalArtsCollegeReview

100BestValuePrivateCollege

何も説明を添えませんでしたが、とりあえず自分が気に入りそうな大学についての記事を全部読んでください

そうしたらその大学に似ているのはどこなのかわかってきます。

まったく見当の付かないひとはPrincetonReviewのランキングから見ていくのがいいですが、BestValueが一番手っ取り早いかもしれません。


僕の経験を付け加えますと、

Reed大学が第三志望だったのですが、さっきのテーブルを見てスゲー Σ>゜;)))彡と思っただけでエッセイを書く段階では大学のことを何も知りませんでした。

結局「なんでリベラルアーツ系の大学に行きたいのか」という内容はそこそこいいけれどなぜReedなのかという説得力に欠けるエッセイしか書けませんでした。

その後調べていくうちにReed大学のカリキュラムや雰囲気を知って猛烈に行きたくなり、第一志望に変わりました。

だが時はすでに遅し、で、エッセイのせいにするわけではないですがWaitlistに載せられました。

ColoradoCollegeは学期制度が特徴的でおもしろそうだと思ったので第六志望くらいと思っていたのですが、その学期制度と自分がどうマッチしているか書くエッセイが思いがけずよくできました。

結局けっこうな額のAid付きで合格できました。(もちろんエッセイがすべてではありませんが)


エッセイは自分を表現する場所といいますが、SAT・TOEFLがあまりに悪すぎて一見しただけで切られそうな人・受験には関係ないからといってGPAが悲惨なことになってる人にとっては挽回する場所です。

英語の勉強と同じくらい気合入れて書きましょう。
プロフィール
HN:
aklydon
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/01
職業:
大学生
趣味:
チャリ
自己紹介:
日本の公立高校からColorado Collegeに進学して、現在二年生終えたところです。来年からReed Collegeに編入します。

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